「PEACE MAKER」

今日の我が家本紹介はこれです。

「PEACE MAKER」 皆川亮二著、集英社刊

皆川亮二氏の作品はこれで全部かな。感じとしては西部劇の世界観に近いのですが、原爆の作り方を巡っての駆け引きが行われます。

しかし、デュエルと呼ばれる1対1の決闘がショーになり、そこでの人間ドラマも見所です。とはいえ、兄弟の確執や親の秘密、拳銃にどっぷりと染み付いた殺された者の怨念など話題はてんこ盛り。結構長いこと連載が続きましたが、あれだけの伏線を回収しようと思えばそうなるよなぁ…という感じです。