今日の我が家本紹介はこれです。
「西暦一〇〇〇年 グローバリゼーションの誕生」 ヴァレリー・ハンセン著、赤根洋子訳、文藝春秋刊
この頃、ヴァイキングがアメリカ大陸に到達したり、アフリカ大陸からインド辺りまでが繋がったり。ということで、世界のほとんどの地域が繋がり、物や情報が行き交うようになりました。ちなみに北欧のヴァイキングの墓からアラブのコインが出てくるというのは結構有名な話。
その前の時代は陸と海のシルクロードが中心だったわけで、ほぼユーラシア大陸の東西が行き来のメインだったわけです。しかし、この頃には航海技術の進歩などもあり、世界が広がったよ、という話が紹介されています。
世界史の観点で読むと、大変面白い本です。