今日の我が家本紹介はこれです。
「言語の起源」 ダニエル・L・エヴェレット著、松浦俊輔訳、白揚社刊
鳥にも意志疎通に歌やさえずりを使っている種がありますので、そういうのがどうやって進化してきたのか?という内容をかなり期待していたのですが、まさか人類史というか、ホモ族の進化の歴史をガチで紹介されるとは思わなんだ。
まぁ確かに言われてみればそうだし、シンボルが先で、あとから文法が出てきて、文化と相まってシンボルと文法が徐々に進化していったというのはわかると言えばわかる。
そうだろうという常識的な内容なのですが、だからと言ってすごく新しいアイデアでワクワクさせられるかと言えば、
「…」
って感じだなぁ。東京大学の岡ノ谷先生か、京都大学の鈴木先生の著作も探してみるか。