今日の我が家本紹介はこれです。
「ビジュアル・コミュニケーション:データの可視化で解を導く」 スコット・ベリナート著、ダイヤモンド社刊
「こういうデータは、こういうグラフにしろ」みたいな本ではありません。データの可視化シーンを大きく4つに分け、それぞれのシーンはどういう目的のために行うのかを明示し、どういう種類の役職に就いている人間が使うべきなのかを紹介してくれています。
つまり、コミュニケーション相手へのアクションを考え、それが説得なのか、探究なのか、日々のチェックなのか、そういう目的によってデータの扱い方を変えろと説いています。日々のチェックなら、チェックが必要なモノだけに絞る。説得であれば、相手が気にするであろうデータを、必要な期間だけ切り出す。探究であれば、数多くのデータの関連や相関関係などを大量に処理する。そういう感じ。
短い本なので、気になった人は読んでみては?ただ、このボリュームで550円というのを許容できるかどうかですが…