「ヴィナス戦記」

今日の我が家本紹介はこれです。

「ヴィナス戦記」 安彦良和著、学研刊

安彦氏ご本人はちょっと気に入らない所があるようで、長いこと封印されてきた作品ですが、それなりに良くできてると思うんですよ。

金星がテラフォーミングされたけれど、地球からの締め付けはキビシイし、イシュタル、アフロディーテの両大陸の自治区の仲は悪いし、さらにはテラフォーミングの成果もどんどん失われいきつつある状態。そんな中で戦争が起き、いろんなことが事件や動きが出て来ます。そのあたりは
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」
などでも表現された政治的なドロドロとした動きです。その辺りの描写が相変わらずというか、この頃から上手いのが安彦氏ですよね。

30年振り(?)に封印を解くという話ですし、折角なので続編を描いてくれないかなぁ。