今日の我が家本紹介はこれです。
「未来の年表」 河合雅司著、講談社刊
ちょっと前に話題になった本です。続編も3冊出ていまして、今後の日本がどの様になっていくのか、それに対してどの様な対応策を採るべきなのか、などを解説しています。
とにかく日本はこれから人口がガンガン減っていくわけです。特に団塊の世代と、我々団塊ジュニア世代がいなくなると、全体の3~4割はいなくなる感じになります。
そもそも少子化を何とかしようにも、もう子どもを産める人が少なくなっていますので、増えようがないんですね。一人の女性が3人ずつ産んだとしても、そもそもの人口が団塊世代よりも半分かそれ以下になってますから、増えないんです。
では、そうなったときにどうするのか?
著者は
「戦略的に縮むしかない」
と言います。
私もそう思います。ただし、その場合は輸出国家に転じていくようにしないと、GDPは減る一方になりますので、人間が減ると同時に、どんどん貧しくなるという事にもなりかねません。もう、今までと同じ国のありようではダメなんですね。
せめて、我々世代の間に、新しい国の形に変えておかないと、後の世代が苦労するからなぁ…