今日の我が家本紹介はこれです。
「趣味の天文」 一戸直蔵著、大鐙閣刊
大正10年(1921年)に出版された本です。我が家のは昭和4年の第2版ですけど。要は、当時の普及書です。
内容は恒星の明るさ、惑星の話、そして神話などを含めた星座の話です。この当時はまだ星雲が銀河系内なのか銀河系外なのかという議論があった時代ですし、ハッブルの法則などは発見されていないタイミングですので、銀河とか宇宙の膨張みたいな話には触れられていませんでした。
こういう本があると、当時の最先端の話というのを追いかけやすくなります。ということで、とにかく古い本を集めるということをしているのです。
明日以降も古い本を紹介していきますよ。