今日の我が家本紹介はこれです。
「天文学の最前線」 フレッド・ホイル著、鈴木敬信訳、法政大学出版局
1980年代にNHKで放送された「パノラマ太陽系」という番組がありまして。その中で「金星」の回には
「表面が石油の海で覆われていると考える者もいた」
というナレーションがありました。
それまで
「金星は地球に遅れて進化しているので、まだ恐竜の世界だ」
などという説があったのは知っていましたが、「石油の海」は初耳でしたので、
「いったい、どこのどいつがそんなことを言ってるんだ?」
と不思議に思っていたのですが…
なんと、この本に書いてありました。どうもホイルはそういう考え方もありだと考えていたらしい。この本を読んで、ようやく長年の疑問が解けたのを思い出しました。
ちなみにこの本、1968年の本です。そして知り合いから譲っていただきました。ありがとうございます!