「裏世界ピクニック」

今日の我が家本紹介はこれです。

「裏世界ピクニック」 宮澤伊織著、早川書房刊

アニメにもなりましたし、前々からちょっと気にはなっていましたので、半額キャンペーンで大人買いしました。ネタとしては人間の認識についての考察があちこちに入ってきます。

「この目は何を見ているのか」
であったり

「文字を認識する能力が阻害され、わけのわからないものになっている」

だのという解説が出て来ます。なるほど、人間の脳の認識力がおかしくなる空間が裏世界というわけですね。物語のネタとしては、ネットロアを組み込んだ

「ストーカー」 ストルガツキー著

ですね。あー、タルコフスキーの映画を観るかなぁ…