「科学はなぜわかりにくいのか」

今日の我が家本紹介はこれです。

「科学はなぜわかりにくいのか」 吉田伸夫著、技術評論社刊

自然科学の場合、とにかく数式と数字、そしてデータが大変重要です。なので、やたらめったら数字が出ます。そして、その数字の解釈が学説の優劣を決めます。もっと言えば、どういうデータの、どういう数字が自説を有利にするのかが、すべてを決めると言っても過言ではありません。

そのため、科学者以外の人からすると、何を言っているのかさっぱりわからないということにもなるでしょう。
すると、何となくデータを見せて説得してくるものは、信用できそうな気にもなるのでしょう、ちなみにそういうのはエセ科学に多かったりもするんですけどね…

そういう話を書いている本です。科学者以外の人は必読かもしれません。