今日の我が家本紹介はこれです。
「NASA極超音速機の挑戦」 中冨信夫著、講談社刊
今日のは航空機の話です。特に極超音速を目指した機体、その中でもX-15と、XB-70を中心に紹介されています。
実用化された超音速機としてはSR-71などもありますが、やはりNASAが取り組んだXシリーズとしてはM6.7をたたき出したしかも最高到達高度は8万メートル(80km)というX-15だろうなぁ、と。もうあと2万メートルで宇宙に到達という、とんでもない機体ですからねぇ。
そしてもう一つは超音速爆撃機として開発が進んでいたXB-70バルキリーです。こいつは旅客機(または貨物機)に転用しようというSST・XB-70Aという計画もあったわけで、もし開発が成功していればコンコルドの10年前には超音速旅客機が登場していたこととなります。
NASA、いろんなことやってるなぁ…日本でもJAXAとして合併したNALがいろいろとやってはいましたし、今もJAXAの航空部門はいろいろと研究をやっていますが、NASAのものほど有名になった機体がないからなぁ…