今日の我が家本紹介はこれです。
「ゲーテ詩集」 高橋健二訳、新潮社刊
大学時代の学習用第3弾です。一応、昨日の「リルケ詩集」が第2弾という位置付けね。
今回はあのゲーテです。ファウストとかを持ってくるでもなく、ここでは詩集です。年代別に分けられていますが、若い頃は情熱的ですねぇ。リルケとはまた異なる表現で、詩集も人によって全く雰囲気が変わるというのが面白いところなのです。
ちなみにこれに集録されている
「月の女神に」
という作品。
「光の源なる太陽の妹よ、憂いこもれる情愛の姿よ!」
で始まりますが、昔、月探査のプラネタリウム番組を提案した際に、表紙にこの一節を使わせていただきました。この時は2本をコンペに提出し、これとは違う方が採用されました。
あとで聞いたら、2本とも採用したかったらしいけど、同じ会社に2本は出せないと言うことで、もう1本の方が採用されたんだそうです。あー、このネタ、もう一回どこかで使おうかなぁ。