「EAT-MAN」

今日の我が家本紹介はこれです。

「EAT-MAN」 吉富昭仁著、講談社刊(大元はメディアワークス刊)

「ネジを喰らう男」の話。まぁ、食べるのはネジだけじゃないけど。食べた部品を体内(に通じているどこかの空間)で再生し、組み立てることができる。そのため、最後のパーツを食べてみるまで、何を再生しようとしていたのかは分からなかったりする。

しかし、それが誰かの形見であったり、無くしたと思っていた物であったり、はたまた動作が狂ってしまったものの再生であったりすることで、物語が進んで行きます。基本的には一話完結ですが、たまに中編が存在します。

この作品を気に入ったのはなんだろう…きっと
「まだ見ぬ、面白いアイデア」
の宝庫だったからかも知れません。本人は(基本的にはなにかパーツを食っているため)無口であまり喋りませんが、準レギュラークラスも変わり者が揃っていますので、彼らとの絡みも楽しいものです。