今日の我が家本紹介はこれです。
「『考える力』トレーニング」 白取春彦著、三笠書房刊
以前にも「考える力」という本を紹介したことがありますが、今回はこちらを。
実際に全体を通じて書かれているのは「論理」に関するものです。三段論法っぽい似非ロジックを見破る方法などですね。例えば必要十分条件を満たしているのかを考えれば良いなどです。この本では前半と後半を入れ替えても論理が成り立つかを考えれば良いと書いています。例えば
「この街を発展させるには新幹線を通すしかない」
というロジックの矛盾を突いています。要は
「新幹線が通らなければ、この街は絶対に発展しない」
ということを意味しているけど、町を発展させる方法は新幹線以外にもあるので、似非ロジックになっているということです。こういう実例を挙げながら、だまされないための思考法なども紹介しています。
これ、eラーニングにしたいなぁ…ちょっと考えてみようかなぁ。