今日の我が家本紹介はこれです。
「MOONLIGHT MILE」 太田垣康男著、小学館刊
軌道エレベーターを紹介しましたので、SF系の本を。大国同士が宇宙開発を争う内容です。最新刊では月面都市の建設まで至っていますが、各国の協力の下に進めている部分と、アメリカなどは独自の基地をこっそり持っていたりと、国のエゴが宇宙開発に持ち込まれる姿が描かれています。
そして、これを書いていて思いだしたのが「蒼き流星 SPTレイズナー」というアニメ作品。そういやあれもアメリカとソ連が争い、火星にまで双方が軍事基地を作るという状態で話がスタートしてましたね。
話を「MOONLIGHT MILE」に戻すと、宇宙でのブルーワーカーががっつりと描かれています。現在のように一部の科学者や技術者が中心の開発ではなく、土木現場の人たちが宇宙に送り込まれ、基地建設に従事する姿なども描かれています。たしかにこういう状態にならないと、宇宙に定着することはできないんでしょうね。