軌道エレベーター(宇宙エレベーター)関連本5冊

もう面倒くさいからまとめて紹介。

「スペース・ツアー」 金子隆一著、講談社刊
「軌道エレベーター」 石原藤夫・金子隆一著、裳華房刊
「宇宙エレベーターの物理」 佐藤実著、オーム社刊
「宇宙エレベーターの本」 宇宙エレベータ協会編、アスペクト刊
「宇宙旅行はエレベーターで」 ブラッドリー・C・エドワーズ, フィリップ・レーガン他著、オーム社刊

私が軌道エレベーターのことを知ったのは、1979年。小学校5年生の時です。当時テレビで放送されていた
「宇宙空母ブルーノア」
に出て来たのが、たぶん世界で初めて映像化された軌道エレベーターでしょう。その後、
「超時空世紀オーガス」
にも登場。以降、様々な作品に登場しています。
また、軌道エレベーターを補完する役目を持つ「オービタル・リング」も、
「宇宙の騎士テッカマンブレード」
にて、1992年に映像化。軌道エレベーターの存在はSFアニメ周辺では、ごく当たり前のモノになっていきました。

一方、現実の方はというと建設に必要な素材の開発が難しく、現在でもあまり進んでいません。それでもエレベーターの箱に相当するクローラーの開発が進み始めた頃から、
「宇宙エレベーター」
と呼ばれるようになり、ちょっとずつ一般にも浸透を始めます。

というわけで、最初の2冊はまだ「軌道エレベーター」と呼ばれていた時代に出た本。一方、後の3冊は「宇宙エレベーター」の名称が使われるようになった後のもの。

でもなぁ、個人的には「軌道エレベーター」の方が好きだなぁ。