今日の我が家本紹介はこれです。
「図説 ヴァイキングの歴史」 B.アルムグレン編、蔵持不三也訳、原書房刊
ヴァイキングというと「海賊」というイメージが強いと思いますが、実態は全く別物です。もちろん海賊行為を行っていた集団もいるのですが、移住者して開拓した人々もいましたし、交易を営んでいた者もいました。一部は傭兵にもなっていました。
この本ではどこに住んでいたのか、どの様な生活をしていたのか、遠征、交易拠点、侵略と入植、信仰(北欧神話)、サガやルーン文字など、様々な観点からヴァイキングの実像に迫っています。一冊あると結構便利な本だと思います。ただし、やはり古本でしか手に入らないと思いますけど。
ちなみに私は1990年代前半にこの本を手に入れていましたので、一応新刊で買い求めました。大学時代に古代スカンジナビアや、中世ヨーロッパ史を学びましたので、その流れで購入したんですよね。そう思おうと、いろいろと買ってるなぁ。