今日の我が家本紹介はこれです。
「歴史新聞」 歴史新聞編纂委員会編、日本文芸社刊
「歴史上の出来事を新聞にしたら」がコンセプトのこの本。世界史を古代から近世あたりまでを取り扱っています。まだ新聞がなかった時代を中心にということです。
歴史の授業で習った出来事も、新聞のような形で学べると、ずいぶんと見え方が変わってきます。また秀逸なのは新聞である以上、時間軸で紙面が構成されていますので、世界中の同時期に起こったイベントを横串で見ていくことができる点です。世界史の学習の際にはこの視点が大変重要ですので、学生の参考書としても良いです。
ただ、新版の方でも2003年発行ですので、もう古本でしか入手できない状態になっています。重版してくれると良いのですけどねぇ。