今日の我が家本紹介はこれです。
「宇宙の科学史」 中山茂著、NHK出版刊
1980年代に放送されていた「NHK市民大学」のテキストです。その後、「NHK人間大学」と名称が変わり、現在ではこれに相当する番組は放送されていません。あえて言うなら、放送大学があるので、無くなったということなのかも知れません。
さて、この本は宇宙論の歴史を紹介してくれています。最初は古代メソポタミアやエジプト、インド、中国などの古代文明で考えられた宇宙の姿から始まり、最終的にはビッグバン宇宙論までを紹介してくれています。宇宙論というか、天文学の歴史や、発展を知りたい方には入門とも言える本です。
残念ながら、放送された内容はビデオも撮っていたはずなのですが、それはどこに行ってしまったのか、もはやわかりません。でもまぁ、この本があるだけでも結構便利です。いまでも時々
「あれって何だっけ?」
とど忘れしたときには活用しています。