「デジタルアーカイブの構築と運用」

今日の我が家本紹介です。

「デジタルアーカイブの構築と運用」 笠羽晴夫著、水曜社刊

2004年に出た本ですから、当時の「e-Japan戦略」に沿って議論されていた内容なのでしょう。今見ると、デジタル化することのメリットや、デジタル化したものをどうやって活用するのかなど、結構良いことが書かれています。これが実現していたら、大変素晴らしいものだろうと思います。

実際、国立国会図書館の蔵書はデジタル化されていますので、全くデジタル化が成されていないわけではありませんが、とはいえ、十分に活用出来ているかどうかは話が別。デジタル庁の話もありますが、日本の国全体としてデジタル化が遅れていますので。

なんで、この本から17年も経っているのに、今見てもこの内容が新しく思えてくるんだろう…と、読むと微妙な感じになります。