今日の我が家本紹介はこれです。
「下流思考」 内田樹著、講談社刊
教育、特に義務教育が教育サービスだと勘違いされてしまった結果、発生していることを語っています。確かにこういう感じなんだよなぁ…
ちなみに高校で教えてたとき、
「高校は義務教育ではない。君たちのご両親がお金を払って通わせている。だから勉強したくないなら、勉強しない自由がある。ただし、教室内で騒いで、他の人の勉強したい自由まで奪う権利はない。だから、勉強したくないやつは教室から出て行け」
と言ったことがあります。シーンとして、それ以降、誰も授業中は喋らなくなった。まぁ、義務教育ではできない芸当なんですけどね。
義務教育だったら、
「自分が大人になった時に、なりたい自分になれなくても良いなら、勉強しなくても良いんじゃないかな。」
とかいうかもしれない。
ちなみにこの本ではそういうところまでは踏み込んでいませんが、底が抜けたように毎年学力が下がっていくという問題点を挙げてますね。そうだ、ウチのコンテンツでも学力推移をしっかりと追いかけないと。