「僕が私になるために」

今日の我が家本紹介はこれです。

「僕が私になるために」 平沢ゆうな著、講談社刊

昨日はいじめについての本でしたが、今日は性同一性障害についての本です。
著者が性同一性障害を自覚、そして診断結果が出され、家族会議から性転換手術という流れが紹介されています。その間に感じていたことや、手術までの流れなどがマンガで語られていきます。そこはさすが漫画家だなぁ、と。

私も知り合いに性同一性障害の人がいます。長いこと会っていませんが、彼はある時から彼女になっていました。彼から彼女になったいきさつは知りませんし、何年かぶりに会ったときには彼女になっていましたから、個人的には驚いたというか、少し違和感はありました。
ですが周りも普通に受け入れていたようですし、私も確かに毎日のように会っていれば、そんなもんだろうと思ったのでしょう。

でも世の中はそう簡単に受け入れてくれる人達ばかりでもないのでしょう。そういう意味では、大変しんどい想いをしている人が、今も大勢いるんだろうなぁ、と思ってしまいます。