「透明マントを求めて」

今日の我が家本紹介はこれです。

「透明マントを求めて」 雨宮智宏著、ディスカバー・トウェンティワン刊

一般向けの本ですので「透明マント」とされていますが、研究者の間では「光学迷彩」の方が正式です。

この本では古来の妖怪から始まり、姿を消すという特徴を持った作品やアイデアが数多く紹介されています。そこから始まって、最終的にはメタマテリアルまでが紹介されています。

ちなみにメタマテリアル設計に使われている光の進み方に関する考え方が、完全に重力レンズによるものと同じだったのは興味深かったです。
「あ、重力レンズと同じなんですね」
って研究者の方に言ってしまいましたもん。