今日の我が家本紹介はこれです。
「PISA調査の解剖」 袰岩晶、篠原真子、篠原康正著、東信堂刊
教育における国際調査であるPISA。その調査の方法や分析方法を紹介してくれている本です。実は、教育コンテンツを作る際には、PISAをものすごく意識して作っています。
というのは、日本ではなく、世界でこれから求められる能力はPISAの出題に反映されます。
そして今のトレンドはパソコンを使って答えること。調査自体がパソコンで解答する方向に進み始めました。日本はこの辺が弱いので、来年の調査ではそのへんが不利に働いてくる可能性もあります。
また、パソコンを使うのは当たり前で、その上で学力の調査を行われますが、問うてくる内容もこの何回かの傾向はわかりますが、そろそろ新たなスキルを放り込まれる可能性があります。AI(人工知能)を使いこなすスキルを求められていますので、そろそろそのあたりを問うような出題があるのでは?と思っているんですよね。
そういうのを知りたいのであれば、PISAの内容はこれからも要注意です。