今日の我が家本紹介はこれです。
「俺たちは異世界に行ったらまず真っ先に物理法則を確認する」 藍月要著 KADOKAWA刊
昨日に続いてラノベなのですが、昨日ほどは出来が良いわけではありません。先に言っておきますが、正直、アイデアだけです。
確かに異世界に行ったとして、何故そこが同じ物理法則なのでしょうか。同じ宇宙の異星であれば、物理法則は同じでしょう。
しかし、どこかが全く分からないところであれば、物理法則が同じかどうかはわかりません。重力定数は同じだとしても、重力加速度が同じかどうかは分かりませんし。
他の異世界系ラノベは、その辺をガン無視していますので、というか、たぶん気にしなければいけないのだということに気が付いていないのでしょう。そういう意味では、この作品は貴重です。
いろいろと頑張っているのは事実なので、もう少しアイデア以外の点も面白かったら良かったのですが。