「人類が消えた世界」

今日の我が家本紹介はこれです。

「人類が消えた世界」 アラン・ワイズマン著、鬼澤忍訳 早川書房刊

もし人類がいきなりいなくなったら、世界はどうなるかというシミュレーションです。
数日後、数年後、数十年後、数百年後…と、時が経つにつれて人間が作ってきたものがどのタイミングで崩壊し、どの様に影響を与えるのかが記述されています。
巨大な橋などは数百年は保つものもありそう。だけど、地下は排水ポンプが止まるとすぐに水が浸入し、水浸しになってしまう。ということは、電気の止まったときが地下が水没を始めるタイミング。早ければ数日、遅くても1ヶ月くらいで浸水は始まるのでしょう。

プラスチックは、マイクロプラスチックが問題視されていますが、これは数千年は残るだろう、と。2008年の本ですが、今に繋がる環境汚染についての警告をこの時から出しています。うん、もう一度読み直したくなりましたね。