「史上最強 科学のムダ知識」

今日の我が家本紹介はこれです。

「史上最強 科学のムダ知識」平林純著、2004年 技術評論社刊

著者は電波天文学者として有名な平林久氏の息子さん。この本も物理の知識満載なのですが、その知識を贅沢に使って、理論武装していきます。それこそ、昨日紹介した本の内容のようなことを、徹底的に物理学的に追いかけていくという。
そのストイックさは、柳田理科男氏の「空想科学読本」など比ではありません。

「松井秀喜のマッハ弾」にはじまり、「モーニング娘。のクラスタ分析」とか、ガチの解析をぶっ込んでくるその姿は、物理系の人間には感動的ですらあります。やはり、遊びも研究も、やるなら徹底的にやるべきですよね!

しかし、ウチの師匠の福江純氏といい、「純」という名前の学者さんはこんな人が多いんだろうか…