今日の我が家本紹介はこれです。
「日本人の宇宙観」荒川紘著、2001年 紀伊國屋書店刊
「東と西の宇宙観 東洋篇・西洋篇」荒川紘著、2005年 紀伊國屋書店刊
今日は3冊。一連のものですので、まとめての紹介です。最初に出た「日本人の…」は古代飛鳥時代から、仏教や儒教の影響、キリシタンが持ち込んだ西洋的な宇宙観など、日本人に受け継がれてきた宇宙観を紹介しています。
そして「東と西の…」の方は、その大元を紹介する形式です。「東洋篇」ではインド、中国を中心に、ジャイナ教、仏教、儒教などの宇宙観を紹介しています。一方、西洋篇ではおわかりの通り、メソポタミアに始まり、ギリシア・ローマ系、キリスト教の宇宙観から近代科学への系譜を紹介しています。
この3冊を読めば、結構いろんなことを知ることが出来ます。ないのはアフリカやアメリカ大陸、ポリネシアなどの太平洋の島国のものでしょうか。その辺の本も持っていたりしますので、そのうち紹介します。