「有頂天家族」

ようやく2冊をまとめて読み終わりました。

「有頂天家族」
「有頂天家族 二代目の帰朝」

 森見登美彦著
 幻冬舎刊

先にアニメを見て「こりゃ面白い」と思いましたので、原作を購入。やっぱり面白いものです。
まず、狸と天狗と人間ということで描いていますが、家族を想う心というのは変わりがない。そういう意味ではちょっと変わった家族ドラマとして捉えられますし、下手なテレビドラマよりも面白い。

そしてもう一つ。京都の実在の地名、建物が出てくるため、観光案内としても読む事が出来ます。とりあえず「二代目の帰朝」の方では南禅寺の描写が何度も出て来ますが

「あー、あそこか」

みたいな感じで、大変楽しむことが出来ます。これ、行ったことのないところも是非回ってみたいものです。ちなみに大津の描写もありますので、これも行ったことのあるところが出て来ますから、頭の中で現地を想像しながら読み進めることが出来ました。

アニメの方は「二代目の帰朝」の後半戦。原作とは進み方や人物の登場する順番が変わっていたりしますが、それはそれ、これはこれ、ということで。

 

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