「ソードアート・オンライン 第18巻」
川原礫著
KADOKAWA刊
アリシゼーション編、遂に完結です。で、シリーズも一旦これで行き着くところまで行きましたね。あとはプログレッシブと外伝、来年春の映画くらいでしょうか。あ、あとはハリウッドでのドラマ化か。
このアリシゼーション編では、「知性」というものをテーマに扱っていました。知性とは何か、魂は存在するのか、人間と同等のAIは実現できるのか…そういう大きなテーマを扱っていた点が、他のラノベから抜きんでている点であると思います。舞台はファンタジーっぽいのに、十分にSF的なのです。
しかも、個人的には今のVR技術が進むべき道は、やはりSAO世界のような技術の開発であると思ってしまっているわけで、そういう意味では未来を示唆していると言っても良いでしょう。まぁ、この技術が実現できればすごいけど、やはりまだまだ難しい、というか、本当に実現可能な技術なのか?という疑問は拭えません。
とはいえ、アトムを作りたい技術者がアシモなどのロボットを開発したように、さらには攻殻機動隊を観て光学迷彩を開発したいと研究している人も多いように、このVR技術を開発したいという人も出てくるかも知れません。
今月の歩数:151,488歩
今日の体重:68.9kg