読了です。
「透明マントを求めて」
雨宮智宏著
ディスカバリー・トゥエンティワン刊
この間の特別講演会を契機に、もう少しこちらを勉強しようと思いまして。というわけで、購入しました。
エンターテインメントとしての透明マント
アメリカの挑戦 ステルス機への道
ソ連からの提案 共産主義における科学技術
曲がった空間 リーマン、アインシュタインの贈り物
ついに完成する透明マント
伝説や手品から始まり、まずはステルス機。そこから理論的な萌芽、テンソルによる記法開発、そして現状という形で話は進んで行きます。入門書としてはわかりやすかったのではないでしょうか。また、出典が明記されていますので、いざとなれば論文を取り寄せて読む事も出来ると思います。
さて、ちょっと重力レンズ屋としては、こういうことを思いつけなかったわけですから悔しい想いをしています。悔しいけど、それを言っていても仕方が無いので、もうちょっと頑張って何か考えたいと思います。
今月の歩数:13,701歩
今日の体重:68.9kg