昨日見つけて下巻を買ってきました。
「とある飛空士への夜想曲 上・下」
犬村小六著
小学館刊
10月1日から劇場公開の始まる「とある飛空士への追憶」の続きになります。今度は海猫の宿敵であったビーグルこと千々石武夫が主人公の物語です。「追憶」の続きから、あの中央海戦争が終結するまでの期間が物語の舞台と時間軸となります。
「海猫」を取り逃がした後から始まり、幼い頃の体験。幼なじみとの時間が語られ、そこから飛空士になるまでが簡単に語られていきます。そして「追憶」後の戦況と千々石の行動が始まります。
うーん、「天つ上」って日本っぽい設定だなぁとは思っていましたが、戦争の経緯といい、太平洋戦争をなぞってますな。最後の淡島決戦は沖縄戦あたりを意識したんでしょうか?いや、むしろサイパンかもしれませんが。
いずれにせよ千々石の活躍が、太平洋戦争とは異なった結末をこの戦争にはもたらします。
まぁ、ご都合主義的なところがないとは言いませんが、ライトノベルというかフィクションである小説にそれを言ってはおしまいですからね。非常に面白い出来に仕上がっていたと思いますよ。さすがにネタバレ系を書くわけにはいきませんので、ここまでで終わりますけど。
でも「追憶」に続いて映像化して欲しい作品ですね。「恋歌」は結構微妙だったけど。
さて、今日も忙しい1日でした。明日もきっと忙しいのでしょう。今日もそろそろ寝ます。
今日の歩数:13,051歩(9月合計:296,016歩)
今日の体重:66.3kg
