「タウ・ゼロ」

久しぶりに読みました。

「タウ・ゼロ」
 ポール・アンダースン著
 朝倉久志訳
 創元社刊

1970年発表のこの本。ビッグバン宇宙論が定常宇宙論に勝利した少し後に書かれた作品ですので、今からすれば宇宙論全体には、というかクライマックスの部分には理論的な問題点があるものの、それ以外は非常に面白い、いや、今でも通用するハードSFに仕上がっています。

うーん、この作品に匹敵するような宇宙論をテーマにしたSFって書けるんだろうか? 今のビッグバン宇宙論をベースにすると難しいかも知れませんね。新しい何か…例えばブレーン宇宙論を使うとか、MONDを適用した宇宙論とか…もっと斬新な宇宙論でも良いけど、そういうのを持ってこないと、これに肩を並べる作品は難しそうだなぁ。

 

 

今日の歩数:12,889歩(8月合計:271,021歩)
今日の体重:65.9kg