今更ながら、ようやく読了です。
「レッド・マーズ」
K・S・ロビンスン著
大島豊訳
創元社刊
ロビンスンの「火星三部作」の最初の上下巻です。このあと「グリーン・マーズ」「ブルー・マーズ」と続くわけですが、とりあえずは1作目を。
火星に移民を始めた人類の最初の100人の苦闘、人間模様を中心に、その後の入植者達との交流、地球諸国や企業の思惑との摩擦、そして革命勃発と物語は進んで行きます。
最初の100人が次々と死んでいく中、火星では革命側と地球側の暴力の応酬が、そしてそれのみではなく地球では多国間の戦争が勃発し、人類の未来は一体どうなってしまうのか? という所までが描かれています。
続きは次巻以降なのですが、さて、図書館には「レッド・マーズ」しかないしなぁ…ブックオフで探してみるか。