えー、とりあえず一通り読み終えたのでご報告。ネタバレもありますので、あんまり読まないでください。
「とある飛空士への追憶」
「とある飛空士への恋歌1~3」
犬村小六著
小学館(ガガガ文庫)刊
「追憶」の方はアニメ映画化決定で、現在コミックも連載されていますね。あー、書きたいけどネタバレさせるのが心苦しいのでやっぱりやめ。
でもラノベとしては、良くできている感じがします。まぁ、とはいえラノベなんですけどね。
「恋歌」の方は、1巻の出だしは重苦しく、1巻の最後のあたりから3巻の三分の一くらいまでは思わず
「これはエーベルージュ(1998年頃に一部で流行ったゲーム)かっ?!」
という感じの学園物。で、3巻の残りはまた重苦しくなり…なんですか、このジェットコースターのようなアップダウンは? という感じですわ。
ちなみに3巻の最後のあたりで「海猫の絵がマーキングされた戦空機」とか、手紙の署名に「ファナ・レヴァーム」の名前があったりと、「追憶」との関連も匂わせてくれています。