「ルナ・シューター」

気が付いたら3巻が出ていました。気が付かなかった…

「ルナ・シューター 全3巻」
林穣治著
幻冬舎刊

月面の描写がいいですね。ここまで月面描写が楽しめたのはアーサー・C・クラークの「渇きの海」以来なんじゃないでしょうか。小川一水の「第六大陸」も良く描けていましたし、それこそコミックだと「プラネテス」「MOONLIGHT MILES」だってありますが、ここまでではなかったのは、やはり著者も後書きで書いているように、月周回衛星「かぐや」のデータが大きかったのかもしれません。