今週の「週刊エコノミスト」の66ページに載っていたネタです。
南アフリカの通信会社大手テルコムのインターネット回線があまりにも遅いことに腹を立てたIT会社が、4GBのデータをブロードバンドのインターネットと、データカードを脚につけた伝書鳩で競わせたということです。
結果、伝書鳩は80kmの距離を1時間8分で飛び、データのダウンロード(パソコンへのコピー)を含めて2時間6分57秒で完了したとのことです。
対してインターネットでの送信は、同じ時間内に4%しか送信されなかったそうで、これだけを取ると、伝書鳩の方が25倍も速いことになります。
確かにデータ容量が大きくなればなるほど、そして回線が不安定なほどネットを利用してのデータ転送は遅くなります。場合によっては、ネット経由で送るより、ハードディスクを持たせて新幹線で手持ちした方が速い場合もあり得るわけでして。
しかし、伝書鳩とは恐れ入りました。エコノミストって、こんな記事も載せるんだなぁと感心していたら、ロイター通信にも出ていました。