「ウェブはバカと暇人のもの」

ちょっと気になったので購入&読了。

「ウェブはバカと暇人のもの 現場からのネット敗北宣言」
中川淳一郎著
光文社刊

確かに、ブログのコメントなんかを読んでると

「この人、仕事中に書いてるのかなぁ?それとも仕事がないのか?」

と思うことがあります。仕事中に書いてるんだとすると、会社勤めの人に対しては

「真面目に仕事せんかいっ!」

って言いたくなりますし、仕事してない人なら

「いや、ちゃんと働こうよ。っていうか、職探ししようよ」

と言いたくなってきます。まぁ、大きなお世話なんだろうとは思うんですけどね。私が仕事中は忙しくて、下手したら昼食が16時とか17時になったりする事もある状態なものですから、暇そうに仕事している人で、しかも私よりも給料が多かったりすると

「給料分は働かんかいっっ!!」

って激しく言いたくなってくるわけですよ。

しかしまぁ、著者の言わんとしているところはよくわかります。私のブログはタイトル下にも謳っているとおり「日記」であり、それ以上のものでもそれ以下のものでもありません。別に誰かに読まれても読まれなくても、世界には何の影響も与えません。だって日記だし、備忘録的に書いているだけだし。

ローカルのハードディスクに保存してても良いんだけど、ネット上にあればどこからでも書き込めるし、近況報告も兼ねてしまえばいいし。しかも簡単に検索もできるし、カテゴリ分けも楽。データは定期的にバックアップすればいいしね。

つーか、ネットねぇ…便利だから使ってるし、これがない状態にはもはや後戻りできない生活というか仕事スタイルをしてるんですけど、精神的にべったりと依存してるわけでもないしなぁ。精神的にべったり依存するのは危険だと思うんですよねー。パソコンもネットも、あくまでも道具なんだし。

興味のある方は、一度ぱらぱらっと立ち読みでもしてみて、じっくり読みたくなったら購入されてはいかがでしょうか?結構面白い本です。

もっとも、普段からサイト運営なんかをしてると

「あー、あるある」

とうなずいてしまうだけなのかもしれませんが。