「スタータイド・ライジング」

いや、今まで読んでなかったモノで…

「スタータイド・ライジング」
 デイヴィッド・ブリン著
酒井昭伸訳
早川書房刊

これは人間とイルカの物語なんだなぁ、というのが第一印象。いや、さすがにもっと新しい「キルン・ピープル」に比べると、どうしても全体的にダラダラした感じがあるんですが、どうなんでしょうね?異星人の描写もそれなりにはされていますが、どうも全体としていろいろやり過ぎているせいか、あんまり奥行きが…
しかもどれがどの種族の話だったか、だんだん分からなくなってくるし。ちょっときつかったかなぁ?と。もっと人間とチンパンジーとイルカの話に集中しても良かったんじゃないだろうか?