「人類が消えた世界」

ちょっと時間がかかりましたが、読了です。

「人類が消えた世界」
 アラン・ワイズマン著
 鬼澤忍訳
 早川書房刊

「THE WORLD WITHOUT US」という原題もありますし、そういう話なんだろうなぁ

と思ったのが甘かった。どちらかというと

「人間が現在の世界にどの程度環境負荷をかけているのか?」

というのがメインで、しかも著者が取材に行った場所、取材できた相手を中心にしているので、地球全体がどのようになるのか?とかですらなく、基本はアメリカ。そして一部ヨーロッパとアフリカ、そして韓国が登場しますが、それ以外の地域にはほぼノータッチです。
思わず

「じゃああの帯のイラストは何なのよ?!」

と言いたかったです。うーん、環境系の本はあんまり買う気かなったんですけどね・・・まぁ、1冊くらいならいいか。