「よつばと」&「空中雷撃」

新幹線の中で読もうと、朝、新大阪駅で2冊ほど買いました。

「よつばと 第7巻」
 あずまきよひこ著
 メディアワークス刊

今回は風花ちゃんのクラスメイトである「しまうー」ちゃんが出てきます。ま、初めてのケーキ作りは大変でしょうなぁ。私もその昔苦労したし。
じゃあ今は苦労しないのか?と言われると、そういやパウンドケーキはもう10年近く焼いていないような気がする・・・ちゃんと焼けるかどうかは確かに怪しくなりつつありますわ。

しかし、なかなか泡立たなくて手が痛いってのは、みんな必ず体験するネタなのね。

んで、もう1冊。

「空中雷撃」
 谷甲州著
 中央公論新社刊

「覇者の戦塵シリーズ」2年半ぶりの新刊です。そうか、そんなに出てなかったんだ。確かに長いこと見ないなぁ、とは思っていましたが。ま、「日本沈没 第二部」を書くのに忙しくて書けてないんだろう、くらいにしか思ってなかったし。

で、久しぶりのこのシリーズ。つまりは架空戦記なんですけど、相変わらず技術屋の視点で描かれています。今回も傍受した通信から様々な情報を割り出していくというデスクワークが半分。残り半分も噴進弾(ミサイル)を開発するのに命中率が悪く、もしかしたら電探(レーダー)と組み合わせたら上手くいくかも知れないなぁ、という登場人物の感想だけで終わり。全然戦闘シーンが出てこない架空戦記物って、他にあんまり例を見ないからなぁ。ま、そういうところが楽しいもんだから、普段なら手にも取らないジャンルである架空戦記物であるにもかかわらず、ずーっと買い続けてるんですけどね。