「天涯の砦」

先ほどようやく読み終わりました。

「天涯の砦」
 小川一水著
 早川書房刊

軌道上で発生した前代未聞の大事故。崩壊したブロックに閉じこめられた人間達の、脱出への努力と人間模様を描いた作品です。詳しいことはネタバレになるので書きません。是非読んでください。

しかし、小川一水氏。「第六大陸」以来、ずいぶんと作風が変わってきたような気がします。かなり緻密な文章が多くなりましたね。読んでいて楽しいものです。今後にも期待しております。